グランドキャニオン国立公園
概要
グランドキャニオン国立公園はグランドキャニオン・サウスリムまたは南壁とも呼ばれています。
グランドキャニオンはラスベガスのあるネバダ州より南東にあるアリゾナ州に位置しています。
”グランドキャニオン”と一言に言ってもそれはそれは広大な数百キロにも及ぶグランドキャニオンですので、グランドキャニオンにも幾つかスポットがあります。
”幾つか”という言い方をすると誤解も招いてしまうかもしれませんが、グランドキャニオンはおよそ4000万年前より始まったコロラド川の浸食により出来た峡谷です。 現在のような姿になったのは約200万年前といわれていますが、その距離は446kmにも及びます。
長さ446kmにも及ぶ”グランドキャニオン”ですが、その広い”グランドキャニオン”の中で国立公園に指定されているのが面積にしておよそ4930.77キk㎡の通称サウスリム、南壁と呼ばれてるエリアです。
サウスリム・南壁とはあくまでも広いグランドキャニオンの”南側”をを指してつけられた呼称です。
サウスリム以外にも勿論ノースリム(北壁)、イーストリム(東壁)、ウエストリム(西壁)それぞれが存在しますが、通常観光にて回る”グランドキャニオン”とは国立公園となっているサウスリムの事を指します。
年間の最高気温と最低気温の差が20度近くもあるので、真夏とは言え宿泊ツアーや朝方に訪れる場合には長袖を持っていったほうがいい。
5月~10月
平均最高気温:25度
平均最低気温:8度
11月~4月
平均最高気温:7度
平均最低気温:3度
サウスリム・南壁
グランドキャニオンが国立公園に指定されたのは1919年の事です、その60年後の1979年には世界遺産にも登録されています。
グランドキャニオンは全米で最も人気、知名度の高い国立公園であり毎年約400万人もの人が世界各国よりこの地球の神秘を見るために訪れるといわれています。
コロラド川を挟んで南側にあるのがサウスリムであり、ラスベガスからのアクセスの良さや周辺にはホテル、レストランなど主な施設がそろっている事、園内のショップや観光スポットの充実さからサウスリムがグランドキャニオン観光の中心となっています。
コロラド川を挟んでサウスリムの反対側がノースリムと呼ばれており、サウスリムから直線距離にして短いところではおよそ8kmしか離れていないものの、車で行くにはサウスリムからでも6時間程掛かります。
現在見る事のできるグランドキャニオンの地層はおよそ20億年も昔のものであり、現在展望台や観光スポットとなっている地点からおよそ1200メートル(1.2キロ)程下の地点にある地層がそれです。
国立公園自体は年間を通してオープンしているものの、3月後半から10月の後半までが天候的にも穏やかな為、多くの観光客が訪れるピークにあたります。7月~9月までの真夏シーズンには気温が40度を超える日も頻繁にあり、散策を目的とする観光には4月や10月など真夏をずらしたシーズンがお勧め。
日中には40度を越す事もあるが、朝方や冬にはかなり冷え込み11月~3月には雪が降ることもあるのでレンタカーなどでいく場合には注意が必要です。
マーサ・ポイント
マーサポイント(Mather Point)
グランドキャニオンの南の玄関口(南ゲート)より入ってくるとまず一番に現れるビューポイントがマーサポイントと言われる所です。ここは朝日が綺麗な事でも有名なスポットの一つであり、日の出の時間帯はかなり混雑するので早めに到着し写真スポットを確保しておく事をお勧めします。
ヤバパイ・ポイント
ヤバパイ・ポイント(Yavapai Point)
サウスリムの中で最もポピュラーなポイントでもあり、180度ガラス張りの展望台兼ショップからは8キロ以上も先にある対岸ばかりか、遥か遠くのコロラド川やグランドキャニオンの底にあるファントムランチ等も見る事が出来る。
ホピ・ハウス
ホピ・ハウス (Hopi House)
1905年にネイティブアメリカン・ホピ族の典型的な建築様式で建てられた石とレンガの3階建ての建物。現在はネイティブアメリカンの伝統工芸品、巨大なドリームキャッチャーなどが売られている売店として利用されている。
エル・トバー ホテル
エル・トバー ホテル(El Tover Hotel)
グランドキャニオン・エル・トバー ホテルはグランドキャニオンで最も有名なホテルであり、有名人や大統領、各国のVIPに至るまで数多くの著名人がグランドキャニオンを訪れるときには必ずといって良いほど宿泊する有名ホテルです。
1905年に建設され、既に100年以上も経っているホテルではあるがかつて”アメリカで最も豪華な設備のあるログハウス”と謳われたその建物は今も変わらず健在。
飛行機でのグランドキャニオン観光
グランドキャニオンに一番近い大都市はラスベガスで、ラスベガスから飛行機を利用すれば1時間ほどでグランドキャニオン・サウスリムまで行く事が出来ます。
サウスリムまでは大手ビジョンエアラインやシーニックエアーライン等がラスベガスから運行しており、セスナ機で行くグランドキャニオンツアーはラスベガスの宿泊先ホテルまで迎えに着てくれ、帰りは空港からホテルまで送ってくれる無料送迎サービス付きの物が殆どです。以前はいくつかの航空会社がラスベガス-グランドキャニオン間の就航をしていましたが、2007年頃を目処にビジョンエアーラインとシーニックエアーラインの2社が主に就航する現在の状況になりました。しかし2011年6月より新興のキャニオンエアーラインが新たにグランドキャニオン国立公園への就航をスタートし、ビジョンエアーラインは新たに136人乗りのボーイング機を導入したりと新しい展開を迎えています。
グランドキャニオン飛行機ツアーの大手ビジョンエアーラインは新型の飛行機と日本人ガイド付きと言うこともあり安心して参加できるツアーです。またシーニックエアーラインの場合にも殆どのフライトに日本人ガイドが同行し、勿論ホテル送迎も付いています。シーニックエアラインはラスベガスから30分程離れたボルダーシティーと言う隣町にある空港から飛行機が離陸するため、若干移動時間がかかってしまいます。しかしビジョンエアーラインは1日1便の運行なのに対し、シーニックエアーラインの場合には6:15Am、9:15Am、12:30Pmのフライトと選択肢が広くスケジュールにあわせて選ぶことが出来るのでお勧め。
航空会社の代理店によってはアメリカ在住者への割引や、インターネット事前予約での特別割引などもあり直接航空会社から予約するよりもかなりお得な場合もあるようです。
勿論ツアー内容は航空会社によって異なるものの代理店での誤差はありません。
日本語ガイドの有無によっては大きなディスカウントもあるので、予約する前に要チェックです。
飛行機のツアーではラスベガスよりグランドキャニオン空港までおよそ1時間程のフライトを楽しんだ後、グランドキャニオンではバスに乗り換えマーサポイントやヤバパイなど主な観光スポットを2時間ほど掛けて巡る事ができ、機内では豪華な機内食!とはいかないものの、サンドウィッチの様な軽食が付いてきます。
グランドキャニオンからラスベガスまで飛行機で戻り、そこから各ホテルまでの送迎全工程を含めておよそ6時間程でグランドキャニオンツアーに参加できるのが人気の所以です。
早朝のフライトに乗ればグランドキャニオン観光を終えてホテルに戻って来てもまだお昼過ぎなので、ラスベガスでの半日を有効に利用したい方には飛行機ツアーがお勧めです。
車両ツアー
ラスベガス滞在中はやりたい事がいっぱいありすぎて、時間が無い!!と、いう方には飛行機ツアーがもってこいですが、折角グランドキャニオンに行くのであれば時間を気にせずほぼ一日掛けて行く車両ツアーもお勧め。
飛行機で行くツアーと比べると大分時間的な不利はあるものの、早朝6時にホテルを出発しグランドキャニオン観光を終えてホテルに戻ってくるのは夕方6時頃と言うスケジュールなので夜のショー観覧には充分に間に合う。
飛行機ツアーとの大きな差は何と言ってもその料金とツアー内容。
飛行機ツアーだとおよそ$300程掛かってしまうツアーも車両で行けば半分以下に抑えられる。そしてツアーの内容も専用車で行くツアーであれば飛行機を降りてバスで巡るツアーよりも車両の都合上多くの観光スポットを巡る事ができる。
また、ツアーによってさまざまだが車両で行くツアーでは現地のレストランでのランチが含まれているケースが多い事も特典の一つ。
ラスベガスから車両でサウスリムに行くにはラスベガスを出発後1時間程でまずはアメリカ国内最大の貯水量を誇るフーダーダムに到着する。(フーバーダムの工事事情やツアーによっては見れないものもある?)
フーバーダムではトイレ休憩も含め写真撮影なども行えるので、車両ツアーの特典の一つでもある。
それからは、ただひたすら何も無い平原の中の一本道、フリーウェイを時速120キロ程で走り続けておよそ5時間位だろうか・・・
何も無い砂漠の中をひた走る光景もめったに味わえるものでは無く、これも車両ツアーの醍醐味の一つだろうか。ラスベガスへの帰り道にはディズニー映画「カーズ」の舞台にもなったルート66上の町セリグマンにも立ち寄り、その時を経過を忘れたかの様な町のたたずまいと写真撮影やお土産屋での買い物も楽しめる。
格安料金とは比例しない内容満載の人気ツアーでアメリカのツアー会社も日本のツアー会社も色々なグランドキャニオン日帰りツアーを提供しているので比較してみるのもいいかもしれない。